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絵が描けなくても漫画が簡単に制作できる“夢のソフト”「コミPo!」製品化へ(2/3 ページ)

» 2010年10月15日 21時16分 公開
[ITmedia]

作品の内容問わず、どんな使い方もOK

photophotophoto 表情を変更したり、キャラに眼鏡を追加して好みのキャラを作成できる。輪郭線の太さ、色、透明度も変更可能だ
photophotophoto デモの様子。学園ものに必要な生徒や先生などのキャラが収録されている。動作はかなりスムーズという印象

 ソフトには、学園を舞台にした漫画を想定した素材を収録している。今後、要望があればファンタジー系の作品を作るための素材なども用意していきたいという。

 登場キャラの服装は、今後販売する追加データを購入することでバリエーションを増やせる。追加データは1月から毎月リリースする予定で、男女ごとに各970円の予定だ。

photophotophoto 追加販売予定のデータ
photo こみぽちゃん

 作品に使えるキャラクターセットも今後追加する。アニメーターの堀井久美さん、佐光幸恵さんがデザインしたセットを来年春に発売する予定だ。価格は男女各1970円の予定。

 ユーザーが制作した作品は「どんな使い方もOK」。「「ユーザーがどう使うか、制限しようがない」と、作品の内容なども問わない方針だ。ただ、プリセットされたキャラクターや各種素材の著作権をユーザーが主張することはできない。基本的には「素材集と同じ」と考えればOKだ。

 マスコットキャラ「こみぽ」ちゃんは、ソフトでもプリセットの3Dキャラとして登場。今後、ユーザー参加でさまざまな設定を作り、漫画を描いてみたいけれど設定を考えられないというユーザーに使ってもらえるようにする。Twitterアカウント「@ComiPochan」でもつぶやきを始めた。

 同ソフトの「応援隊長」をAKB48 チームAメンバーの仲谷明香さんが務め、こみぽちゃんの声優も担当する。製品サイトでは、仲谷さんが同ソフトで漫画作りに挑戦する様子も紹介していく。

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