セキュリティ企業の米McAfeeは4月16日、企業向けメールセキュリティ製品のウイルス定義(DAT)ファイルに不具合が発覚し、同ファイルの配布を中止したことを明らかにした。
McAfeeの技術情報によると、影響を受けるのはMcAfee Security for Microsoft Exchange 7.x、Security for Lotus Domino 7.x、GroupShield for Exchange 7.x、Groupshield for Domino 7.x、McAfee Email Gateway (MEG) 7.x、McAfee Email and Web Security (EWS) 5.xの各製品。
これらの製品向けに配布された定義ファイルの「DAT 6682」に不具合があり、メッセージスキャンに失敗してシステムがクラッシュする恐れがあるという。まだDAT 6682を導入していないユーザーは、導入を見送るよう同社は勧告。もしも既に導入してしまった場合は6681 DATに戻すよう促し、技術文書で製品ごとにやり方を解説している。
不具合の発覚を受けてMcAfeeはDAT 6682の配布を中止。検証を済ませた後、同日中にDAT 6683をプッシュ配信するとしている。
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