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» 2012年07月31日 19時10分 UPDATE

Google、東北で中小企業向けECサイト作成ワークショップ 「売り方と売り先変える」

Googleが東北地方の中小企業のECサイト作成を支援するワークショップを始める。気仙沼市の菅原市長は、ECサイトによって地域産品の「売り方と売り先を変える」と意気込む。

[本宮学,ITmedia]
photo 気仙沼市の菅原市長(右から2人目)、Google日本法人の伊佐裕也 Small & Medium Business マーケティング統括部長(左端)

 Google日本法人は7月31日、宮城県気仙沼市をはじめとする東北各地の中小企業向けに、ECサイトの構築支援ワークショップを始めると発表した。同社が昨年9月に始めたWebサイト作成支援サービス「みんなのビジネスオンライン」を活用し、サイト作成目的の洗い出しから実際のサイト構築までを指導していくという。

 7月11日には、気仙沼市内で試験的に事前ワークショップを開催。同市内の中小企業関係者36人が集まり、市の特産品を販売するECサイトなどが複数作成されたという。次回の開催は8月末を予定しており「より多くの市民の参加を期待している」と同市の菅原茂市長は話す。

photophoto 事前ワークショップの様子(写真=左)、作成されたサイト例(写真=右)

 みんなのビジネスオンラインは、業種別に用意されたテンプレートを使って「知識や経験がなくてもわずか15分で」Webサイトを作成できるというサービス。「.jp」などの独自ドメインやeコマース機能などを使えるのが特徴で、最初の1年間は無料で利用できる(2年目以降は月額1470円)。

 Google日本法人の伊佐裕也氏によれば、同サービスによってこれまで約5万件のサイトが作成されたという。新たに実施する東北地方向けワークショップでは、他地域での成功事例の紹介などを通じて「Webサイトを作るだけでなく、どのようにすればオンラインで成功するのかというコンサルティングのような形でやっていく」(伊佐氏)としている。

 また、Googleはみんなのビジネスオンラインで作成されたWebサイトへの集客支援は現時点で行っていないものの、今後はワークショップで作成した東北のECサイトを1カ所にまとめて紹介するサービスなども「考えている」(伊佐氏)とした。

 菅原市長は「震災から1年4カ月たち、(こうした活動が)市民に受け入れられるようになったし、求められるようになってきた」「(ECサイトによって)売り方と売り先を変え、地域の各社がイノベーションを起こしていく。その積み重ねが“創造的復興”につながるはずだ」と話している。

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