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エンジニアとライターで、2泊3日の“沖縄ノマド”生活あったかければ、捗るか?(4/4 ページ)

» 2013年02月26日 15時22分 公開
[岡田有花,ITmedia]
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沖縄ノマド生活は、仕事から逃げたくなる?

 2泊3日の“沖縄ノマド生活”。実作業時間は15時間程度で、同じ時間を首都圏で過ごしていたのと同じぐらいの仕事量をこなすことができた。

 「邪念なく集中できた気がする」と閑歳さん。「このカフェにはあと2時間しかいられないからこれぐらいまでは進めよう、などタイムマネジメントがうまくでき、不用意にネットを見たりしなかった気がする。沖縄料理がおいしくて、モチベーションも高まった」

 滞在中の天気は優れなかった。2日目の午前中のみ晴れていたが、それ以外は曇りか雨。最高気温は22度前後、最低気温は15度前後で、昼間は少し蒸し暑かった。「天気がもうちょっと良ければ気分が良かったかもしれないけれど、いいお天気の下で仕事をする気になるかというと……どうだろう」(閑歳さん)

画像 アラハビーチにて

 沖縄は気候が温暖で人が温かく、ゆったりしている。観光スポットもたくさんあり、カフェを訪れれば、平日の昼間から大人たちが楽しそうに話している。仕事から逃げ出したくなる要素が満載で、集中して仕事をするために訪れるというよりは、人生を楽しみながら、マイペースでゆったりと仕事したい人に向いた土地柄であるように思えた。

 2年前に「Zaim」をリリースして以来、ゆっくりと旅行をする暇もなかったという閑歳さんは、この旅が「いい気分転換になった」という。

 「次は海外とか北海道でやってみたいね」。そんな風に話しながら2人は、都心の忙しい生活に戻っていった。

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