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LinkedInで一時アクセス障害、DNSに問題か

» 2013年06月21日 07時27分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 ビジネスSNSのLinkedInが米国時間の6月20日、一時的にアクセスできなくなる障害に見舞われた。同社はDNS問題が発生したと説明しており、米セキュリティ機関SANS Internet Storm Centerなどは、DNSが乗っ取られたとの情報もあると伝えた。

 SANSによれば、LinkedInでは一時的にアクセスできなくなったり、ユーザーが別のWebサイトに誘導されたりするトラブルが発生していたという。

 この原因についてLinkedInは21日、「われわれのドメインを管理している会社から、障害の原因はこの会社側のエラーによるもので、悪質な行為によるものではないとの説明を受けた」とするコメントを掲載した。

状況説明するLinkedInのツイート

 問題は既に解決されてWebサイトも復旧しており、現時点でLinkedInの会員情報が流出したりした形跡はないとしている。

 一部ユーザーからは、まだWebサイトにアクセスできないという声も出ているが、SANSによれば、LinkedInにアクセスできない、または別のWebサイトに誘導されるなどのトラブルに遭遇したユーザーは、DNSキャッシュをクリアする必要があるという。

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