先週のこのコラムでも触れたPC遠隔操作ウイルス事件、あっというまに事態が動いて急展開でした。アクセスランキング1位は、被告が犯行を認めた後の弁護士の会見の模様です。
数日間、リアルタイムに速報が何度も出て、本人や弁護人が代わる代わる生中継に登場して、目の前で今何かが起こってる! という感覚がすごかったです。まさに「劇場型犯罪」という言葉がぴったりですね……PCの画面がまるで劇場や映画館のようでした。目が離せない。
これだけ世間の注目を浴びながら、数年来に渡りあの手この手で仕掛けてきたのですから、逆にこれからサイバー犯罪捜査に協力するような事態はないのかな……と頭によぎってしまうのは映画や小説に感化されすぎでしょうか。現実でも過去には、PS3をハックしてソニーに訴えられたハッカーがFacebookに入社したり、英国の諜報機関はクラックできたらスパイとして採用――というクイズページを公開したり、なんてこともありました。
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