V-Sido OSは、情報処理推進機構(IPA)の未踏(本体)採択プロジェクトとして吉崎さんが個人で開発・事業化したもの。ソフトバンクの資本を得て今回、本格的な事業化が実現した。すでに、Pepperを開発した仏ALDEBARAN Roboticsや、ココロ、メガハウスなどメーカー5社との協業が決まっているという。
AmazonやGoogleがロボットメーカーを買収するなど、ロボット分野で動きが激しくなっており「世界規模でロボット開発競争が始まっている」と吉崎さんは指摘。PC業界がOSメーカーやCPUメーカー、ハードウェアメーカーで分業しているように、ロボット開発も分業によって効率化・スピードアップできると話す。
V-Sido OSを使えば、「ロボットの詳しい知識がなくても開発できる」と吉崎さん。ロボット開発のスピードアップやコストダウンに貢献したいという。
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