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東京の真ん中で“宇宙の穴”から地球を見る 宇宙ミュージアム「TenQ」に行ってきましたハルナが行く!(2/2 ページ)

» 2014年07月04日 13時53分 公開
[山崎春奈,ITmedia]
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 続いてのコーナー「サイエンス」は、東京大学総合研究博物館との産学連携プロジェクト。日々進歩している宇宙研究の最前線を見せることを目的に、同博物館の宮本英昭准教授の研究室分室を「リサーチセンター」として併設しています。

 デジタルサイネージで示されているデータや映像は、逐一最新のものに切り替えていく予定。米航空宇宙局(NASA)から配信されている火星探査の映像は数日前のもので、研究機関以外でこのように公開されているのは貴重だそうです。

photo 東京大学・宮本研究室の分室が併設
photo NASAから送られてくる火星の最新映像

photo 宇宙探査の最新動向を紹介
photo 実際の映像をもとに火星を再現

 「私たち科学者の目で面白いと思ったものを厳選しているのが特徴。何度来ても楽しんでもらえるよう工夫していきたい。“人工衛星大航海時代”である今、人類の太陽系探査の最前線に挑む様子をガラス越しに見て、宇宙研究に興味を持つ子どもが少しでも増えたら嬉しい」(宮本准教授)

photo ボールをコントロールしてロケット台を目指す「アストロボール」。ムズかしい……

 遊びながら学べる「イマジネーション」コーナーには、ピンボール風のゲームや映像を見られる休憩スペース、太陽系の星の直径比を示す穴のあいた曲線テーブル――などが。

 印象的だったのはさまざまな場所に読み物があること。「もし隕石(いんせき)を見つけたら誰のもの?」など、暦や星座に関わるものまで幅広く解説されていて、子どもだけでなく大人でも勉強になりそう。

 オフィシャルグッズもいろいろ。Tシャツもかわいいですが、個人的にかわいい! と思ったのはネクタイでした。望遠鏡のモチーフが入っていてオシャレです。

photo Tシャツかわいい
photo ネクタイかわいい

 入館には公式サイトやコンビニから日時指定チケットの事前購入が必要。映像コンテンツが多いこともあって、各回定員が70人と決まっています。夏休み期間とはいえ7月もまだ残っているようなので、ご興味ある方はお早めにどうぞ。

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