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タイムラインを流れる氷水Weekly Access Top10

» 2014年08月25日 20時02分 公開
[山崎春奈,ITmedia]

 ほんの数日で爆発的に日本でも広がった、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援するチャリティープロジェクト「Ice Bucket Challenge」。1週間前に突然、おもむろに頭から水をかぶる友人の動画がFacebookのタイムラインにあらわれた時は「な、なに? 暑いから水浴び??」と思っていましたがもう毎日のように! ですね。最初は牧歌的に楽しげな感じだったのが、広がるに連れて揶揄したり批判したりする言動も増えてじわじわと殺伐さが増していくのも、なんだかとってもインターネットな感じでした。

 ITmedia ニュースではじめてこのキャンペーンについて取り上げた記事は14日、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOによるものでした。そこから約1週間のタイムラグを経て日本に本格的に到達。先週後半にはソフトバンク孫泰蔵社長、京都大学の山中伸弥教授などが“びしょ濡れ動画”を公開しています。

 日本ALS協会によると、8月18〜21日の4日間で200万円の寄付が集まったとのこと。「みなさまのお気持ちだけで十分ですので、くれぐれも無理はしないようにお願いします。特に氷水について、これから涼しくなりますので心配しております」というコメントが印象的です。確かに今、夏だから……。

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