PS4版と3DSの3D版・2D版と実質3本分を開発することになり、「どれだけ命を削ることになるか」と堀井さんは苦笑。どれを遊んでも「全く同じストーリーを体験できる」という。
キャラクターデザインは鳥山明さんが担当。鳥山さんはコメントで、「PS4と3DSの両方で出すそうですね。ちょっとおどろきました」「長くやるとバリエーションもなくなるわけで、ボツになりながら身を削って忙しい中描いてみました」「例によって完成はまだまだ先でしょうが、どんなゲームになるかとても楽しみにしています」と会場を笑わせた。
音楽を担当するのはすぎやまこういちさん。ドラクエシリーズのために作った曲は300曲を超えているというが、新作について堀井さんから受けたリクエストは「とにかくもう、村から町から戦闘から、全部新曲」と「腰を抜かした」という。食事などの際も曲作りが気にかかり、ふと思いついてメモ帳に書き付けたり──といった日々。「11の音楽、全身全霊方向けて作っていきたい。みなさんとともに楽しみにしましょう!」と新作に期待した。
発表会では「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」(PS4/PS3/Vita)やアーケード向け「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」といった新作も発表。堀井さんは「(ドラクエ1当時は)まさか30周年を迎えられるとは思っていなかった。ユーザーのみなさんに感謝しています」と話していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR