ヤマハは8月25日、4〜6人のWeb会議向けスピーカーフォン「YVC-300」を発表した。Bluetooth接続に対応し、スマートフォン/タブレットのマイクスピーカーとしても利用できる。発売は10月上旬、実売予想価格は5万円前後。
USB接続とBluetooth接続に対応し、NFC搭載スマホ/タブレットなら本体にかざすだけでワイヤレス接続する。Web会議やビデオ会議だけでなく、スマホからの通常通話やFaceTimeにも利用できる。
音声処理技術には昨年発売した「YVC-1000」(8〜40人向け)の技術を活用し、出力音声の戻りを防ぐ適応型エコーキャンセラーや、ノイズを除去し、音声だけを拾うノイズリダクションなどを搭載する。
同社は2006年に遠隔会議システム市場に参入し、Web会議用スピーカーフォン「PJP(Projectphone)シリーズ」を展開してきたが、昨年ブランド名を「YVC(Yamaha Voice Communication)」に刷新した。ビジネス用途に限らず広く音声コミュニケーション活用を広げ、医療や教育現場への導入、スマホ連携利用などを啓蒙していきたいという。
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