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2015年12月11日 09時27分 UPDATE

ハイテクと匠の技が融合 ラグビー日本代表支えた「ジャージー」の秘密 (1/3)

ラグビーW杯で日本代表の勝利を支えた陰の殊勲者は、ゴールドウインが開発した赤白のジャージだー。ハイテクと“匠の技”が融合し、快進撃の原動力となった。

[産経新聞]
産経新聞

 2015年のラグビーワールドカップで、日本は南アフリカ戦をはじめ3勝を挙げ世界に強烈な存在感を示した。勝利を支えた陰の殊勲者は、スポーツウエアメーカーのゴールドウインが開発した赤白のジャージー。3Dスキャンに代表されるハイテクと、半世紀にわたりウエアの製造にかかわってきた68歳の技術者による“匠の技”が融合し、快進撃の原動力となった。

 1990年代までのラグビージャージーは、太い綿糸で編んだ伝統的なタイプが世界的に主流だった。しかし、「つかまれにくい素材を使ったものを着用してプレーしたい」といった要求が高まり、03年大会からポリエステル製の素材へと一気に代替わりした。ゴールドウインは、その03年大会から4回連続してジャパン用ジャージーの開発と提供に携わっている。一貫して手掛けているのは“現代の名工”である、ゴールドウインテクニカルセンターの沼田喜四司・技術主席だ。

画像 エディー・ジャパンの快進撃を陰で支えた沼田さん

 ジャージーづくりは大会の前年に始まる。選手は決まっていないため、フォワードとバックスごとにトップリーグの標準的なサイズの選手に協力を要請。メジャーによってバストや肩幅、ウエストなどを細かく寸法を測定し、数字を頭に入れカメラでシルエットを撮影、そのイメージを目に焼き付けて型紙を作成していた。

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