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2015年12月15日 09時12分 UPDATE

飛行の夢も叶う? パワードスーツの未来 身軽さがカギ (1/4)

パワードスーツの裾野が広がっている。サイバーダインが有名だが、原子力災害の現場での活動を目指したスーツやブドウ農家など向けのアシストスーツなどが開発されている。

[産経新聞]
産経新聞

 パワードスーツ(ロボットスーツ)と言えば、筑波大学発ベンチャーで昨年には東証マザーズへの株式上場も果たしたサイバーダイン(茨城県つくば市)が有名だが、三菱重工業と日本原子力発電が原子力災害の現場での活動を目指したスーツを開発したほか、クボタがブドウ農家など向けのアシストスーツをすでに販売開始するなど裾野が広がっている。

 機械で身体を強化するアイデアは、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが描いた「宇宙の戦士」(1959年)からあり、アメリカには一般人がパワードスーツを着用して悪と戦うコミックヒーロー「アイアンマン」もいる。

 パワードスーツは宇宙や海洋開発、軍事など幅広い可能性を持っている。今後のパワードスーツの動向を、最新の特許情報などから探ってみた。

米軍や自衛隊などが導入

画像 米陸軍が開発している「TALOS(戦術的襲撃用軽装操縦者スーツ)」(米陸軍提供)
画像 米陸軍が開発中のパワードスーツ「TALOS」(米陸軍提供)

 米陸軍の特殊作戦コマンド(SOCOM)は2013年、「TALOS(Tactical Assault Light Operator Suit=戦術的襲撃用軽装操縦者スーツ)」を企業や大学などと共同で開発中だと公表した。サイバーダインの「HAL」シリーズのような強化外骨格型のスタイルをしていて、この増強した骨格で防弾や熱から身を守る「鎧」や攻撃のための重装備を支える構想だ。

 日本の防衛省も今年度から「高機動パワードスーツ」(初年度予算7億円)の研究・開発に着手した。重装備での迅速な行動や不整地での安定した行動を目的としたパワードスーツを平成30年度には開発する計画だ。

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