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2015年12月18日 09時51分 UPDATE

「ネットの電話帳」はプライバシー侵害か NTT「公開情報」で打つ手なし “削除要求”にYahoo!、Googleも苦慮 (1/4)

NTTの電話帳に掲載された個人情報をインターネット上に転載することはプライバシー権の侵害にあたるのか――訴訟の行方は。

[産経新聞]
産経新聞

 NTTの電話帳に掲載された個人情報をインターネット上に転載することはプライバシー権の侵害にあたるのか。京都市の男性が、インターネットサイト「ネットの電話帳」に転載された個人情報の削除をサイトの運営者に求めて今夏、京都地裁に訴訟を提起した。ネット上の個人情報をめぐる問題では、ほかにも大手検索サイト「ヤフー」などの検索結果の削除を求める訴訟も注目を集めている。ネット社会の今、プライバシー保護とのバランスをどうはかればいいのか。

画像 NTTの電話帳に掲載された氏名や電話番号を転載した「ネットの電話帳」。プライバシー権の侵害にあたるか否か、司法判断が注目される

「夜中に非通知の電話…不安」

 ネットの電話帳をめぐる訴訟の訴状などによると、サイト運営者の男性はNTTの電話帳に載っていた原告男性の氏名、住所、電話番号を「ネットの電話帳」に転載し、不特定多数の人が閲覧可能な状態にしたと指摘。原告は「プライバシー権を侵害している」と主張している。

 ネットの電話帳は、連絡を取りたい人がいるが、電話番号が分からない−。そんなときに検索すれば、電話番号や住所が分かる便利なサイトとされる。

 サイト情報のもとになっているのはNTTの個人名電話帳「ハローページ」。今回の訴訟で問われているのは、電話帳に掲載された個人情報をインターネット上に転載することはプライバシー権の侵害にあたるのか否かという問題だ。

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