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2016年01月18日 09時45分 UPDATE

「職場での雑談が苦手」「空気が読めない」 成人後に気づく発達障害とは (1/3)

発達障害が幼少期に見過ごされ、大人になってから職場などで「生きづらさ」を感じて気づくケースが増えているという。治療薬もあり、状況の改善は可能だ。

[産経新聞]
産経新聞

 脳の機能に偏りがあり、コミュニケーションなどに問題が起こりやすい発達障害。幼少期に見過ごされ、大人になってから職場などで「生きづらさ」を感じて気づくケースが増えているという。最近は大人の発達障害専門外来も出てきた。専門家は「治療をしたり、周囲とのコミュニケーションの方法を学んだりすることで、状況の改善は可能。悩んでいる人は医療機関に相談を」と呼びかけている。(油原聡子)

画像 発達障害の患者向けのデイケアでは感情のコントロールの仕方などを学ぶ=東京都世田谷区の昭和大烏山病院

鬱や引きこもりも

 東京都の男性会社員(47)は、コンピューターのシステム開発の仕事をしていたが、総務部門に異動したことをきっかけに鬱気味になった。

 「物事の優先順位が付けられないので、複数の仕事を同時にこなす総務の仕事が向いていなかった」と振り返る。

 通院したところ、多岐にわたる発達障害の中でも特に生活上の支障をきたしやすい「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」の傾向があると診断された。落ち着きがなく、気が散りやすいなどの特徴がある。

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