ニュース
2016年03月04日 08時35分 UPDATE

「保育園落ちた日本死ね!」の発信者が取材に応えた 過熱する「保活」、親たちの怒り広がる (1/4)

「保育園落ちた日本死ね!」というタイトルの匿名文が注目を集めている。この文章を書いた女性に、匿名で話を聞くことができた。

[産経新聞]
産経新聞

 「保育園落ちた日本死ね!」という書き出しで始まる匿名の文章が注目を集めている。女性の活躍推進や待機児童問題の解消が叫ばれる中、保育所の入園選考にもれた母親が率直な心境をつづったインターネット上の記事だ。安倍晋三首相が予算委員会で内容について言及したほか、ネットにも賛否両論の多数の書き込みが寄せられるなど、話題となっている。産経新聞はこの文章の主の話をインターネットを通して聞くことができた。

画像 保育園に落ちたことへの怒りの気持ちがぶつけられた文章。多くの反応を呼んでいる

 「何なんだよ日本。一億総活躍じゃねーのかよ」「子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからって言ってて子供産むやつなんかいねーよ」。こんなストレートな怒りの言葉が並ぶ文章が2月、インターネット上に発表され、注目を集めている。発信したのは、保育所に子供を入れるために行う「保活」で、結果がすべて「不承諾(入園できず)」になった女性だ。

 「働かなきゃいけないのに保育園に落ちた。こうした自分の怒りや感情を率直に書いた」。女性は文章を公開した経緯をこう振り返る。保活では、認可保育所はもちろん、通える範囲にある認可外保育所も申し込んだが全滅。中には、見学の段階から「うちは無理だと思いますよ」と門前払いをするような保育所もあった。「保活に必死な保護者同士の間にも殺伐とした雰囲気があり、一言で言うなら『暗い保活』でした」と振り返る。

       1|2|3|4 次のページへ

copyright (c) 2016 Sankei Digital All rights reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -