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2016年03月07日 09時24分 UPDATE

センター試験後継テスト、採点に人工知能の導入検討 (1/2)

大学入試センター試験の後継となるテストで導入される記述式試験の採点について文科省は、人工知能(AI)の活用を含めた技術開発を推進する方針だ。

[産経新聞]
産経新聞

 大学入試センター試験の後継となる平成32年度開始予定の「大学入学希望者学力評価テスト」で、新たに導入される記述式試験の採点業務について、文部科学省が作業の効率性や安定性を高めるため、人工知能(AI)の活用を含めた技術開発を推進する方針であることが6日、分かった。11日の同省専門家会議で示される最終報告案に盛り込まれる見込み。大学入試の採点業務でのAI導入は国内初とみられるが、技術的な課題もあり実現までには曲折も予想される。

 今回の大学入試改革は、大学入試と高校教育、大学教育を一体とした「高大接続改革」の一環。最終報告案は2回にわたって専門家会議で協議され、月内に正式な最終報告としてまとめられる。

 文科省によると、記述式問題の採点に要する日数は採点者を800人、受験者数を最大53万人とした場合、採点者への説明期間などを含め20〜60日程度かかると試算。試験から発表までの期間が長引くと、高校の授業や試験会場となる大学の日程にも影響を与えかねないため、採点時間の短縮が急務となっている。

 同省などによると、記述式問題を導入している大学の入試では、スキャナーで答案を電子データ化し、簡単な編集作業ができるソフトなどを使ってパソコンの画面上で採点しているケースもある。

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