ニュース
2016年03月09日 08時45分 UPDATE

シャープに追加金融支援を 鴻海が主力行に要請

鴻海がシャープの主力取引銀行に追加的な金融支援を求めていることが分かった。主力行は応じるかどうか検討している。

[産経新聞]
産経新聞

 経営再建中のシャープの買収をめぐり、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープの主力取引銀行に追加的な金融支援を求めていることが8日、分かった。シャープの財務負担を軽減して経営再建を確実にするため、融資の金利引き下げを要請している。主力行は応じるかどうか検討している。

 主力取引行の三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行はこれまでに、シャープに対して運転資金や社債の償還原資として計5100億円の融資を行っており、3月末に返済期限を迎える。両行は借り換えに応じる方向で、関係者によると、鴻海はその際に金利を引き下げるよう求めているという。

 また、買収に際し鴻海がシャープの優先株1千億円分を両行から買い取るとする条件についても一部の見直しを検討。シャープで将来発生する恐れがある「偶発債務」が現実化した場合に、金額を引き下げる案が浮上している。

 当初、シャープと鴻海は9日にも契約を締結する方針だったが、10日以降にずれ込む見通しとなったことを複数の関係者が明らかにした。主力行との調整が続いているとみられ、主力行幹部は「週内の契約締結は厳しいだろう」との見方を示した。

copyright (c) 2016 Sankei Digital All rights reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -

マーケット解説

- PR -