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2016年03月14日 09時06分 UPDATE

これも“爆買い”の置き土産? 殺虫剤も効かない「スーパー南京虫」増殖にホテル戦々恐々 (1/4)

市販の殺虫剤が効きにくい「スーパー南京虫」が大発生の兆しを見せている。南京虫は中国南部などにも多く分布し、訪日外国人の増加とリンクして相談件数が増えていることから、関連も指摘されている。

[産経新聞]
産経新聞

 昭和50年前後に制圧されたはずの南京虫(なんきんむし)=トコジラミ=が、大発生の兆しを見せている。しかも、市販の殺虫剤が効きにくい「スーパー南京虫」というからタチが悪い。大阪や東京などの都市部を中心に民家や宿泊施設で被害が確認されており、被害に遭った宿泊客が施設を相手に訴訟を起こすケースも。南京虫は中国南部などにも多く分布し、訪日外国人の増加とリンクして相談件数が増えていることから、関連を指摘する専門家もいる。「爆買い特需」にわく宿泊業界は、とんだ“置き土産”に戦々恐々だ。(吉村剛史)

訪日外国人の増加に伴って…

 戦後の生活環境の改善などに伴って、日本や先進諸国では40年ほど前にほぼ制圧されたはずの南京虫。いったい、なぜこんなに増殖しているのか−。

画像 外国人観光客でにぎわう関西国際空港。もしかしたら、南京虫もやってきているのかも…

 「訪日外国人の増加に比例して、再び国内で南京虫に関する相談件数が増えてきた」

 大阪府の担当職員はこう分析し、警戒感を強める。

 ここ数年、府下の保健所に南京虫に関する相談が増加している。平成18年度はわずか10件だったが、24年度に158件に増加。26年度にはさらに増えて267件にまでなっている。

 こうした傾向は、大阪だけでなく、東京をはじめとした全国に広がっている。

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