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2016年03月15日 09時18分 UPDATE

「牛丼を毎日食べても健康リスクはなし」 吉野家の“お手盛り”調査報告はツッコミどころ満載だった (1/3)

「牛丼の具材」を3カ月間毎日1食食べ続けたても「健康へのリスクは何ら見れなかった」とする吉野家の調査報告に「科学的根拠がない」などと反発が広がっている。

[産経新聞]
産経新聞

 吉野家ホールディングス(HD)が昨年12月に公表した、牛丼の健康影響に関する調査報告がネット上で批判の集中砲火を浴びている。「牛丼の具材」を3カ月間毎日1食食べ続けた場合の研究で「健康へのリスクは何ら見れなかった」と独自の見解で結論付けたことに、「科学的根拠がない」などとする反発がいまだ収まらないからだ。健康を新たな経営戦略の柱に掲げた矢先の思わぬ洗礼が来客にも影響を及ぼす可能性がある。

 調査は昨年4〜10月にかけて、成人の男女24人を対象に実施した。吉野家が販売する冷凍牛丼の具を3カ月にわたり、毎日必ず1食食べてもらい、実験前後の体重や体脂肪率、血糖値などを調べた。その結果、いずれの数値にも変化は見られず、吉野家は見解として「摂取前と後に健康リスクがなんら増加した兆しは見られない」と結論付けた。

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 ただ、実験中は残りの2食は通常の食事で、運動なども制限しなかった。また通常の店舗では、牛丼の具にお茶碗1.5杯分のご飯が付くが、実験では冷凍牛丼の具のみが条件だった。

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