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2016年03月15日 09時26分 UPDATE

保育園、地方では「働いてないけど預けている」も普通? 大都市は「兄弟別園、2園回ると2時間」「月収半分超が保育料」 (1/3)

「保育園落ちた日本死ね!」ブログの反響で、待機児童の問題が改めてクローズアップされている。都市部では施設の整備や不足する保育士の確保が難しく、具体的な対策を示すのは容易ではない。

[産経新聞]
産経新聞

 子供が保育園に入れなかった怒りを「保育園落ちた日本死ね!」と書き込んだ匿名ブログの反響で、待機児童の問題が改めてクローズアップされている。保育の充実を訴える母親らによる署名活動などが広がる中、後手に回った政府は追加対策の検討を始めた。夏の参院選を見据え、野党は安倍晋三政権を追及する構えだが、都市部では施設の整備や不足する保育士の確保が難しく、具体的な対策を示すのは容易ではない。

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待機児童「ゼロ」は11県

 政府は平成29年度までに待機児童を解消するため、保育の受け皿を50万人分確保することにしている。だが、27年4月時点の待機児童数は約2万3千人と5年ぶりに増加。定員を拡大しても申込者数も増えている状況だ。

 ただ、待機児童数を都道府県別に見ると、大都市に集中しており、最も多い東京都で7814人なのに対し、「0」の県が11あった。問題は偏在している。

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 「待機児童ゼロ」を掲げる長野県のある市に住む40代の女性は、「自営業の夫の仕事を手伝っていることにして、子供を保育所に通わせている」と打ち明ける。女性は自宅で趣味の料理教室を開くため一昨年、長女(4)を認可保育所に入れた。

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