米Google傘下のソーシャルナビゲーション企業Wazeは5月16日(現地時間)、米カリフォルニア州サンフランシスコのベイエリア限定で、相乗り通勤サービス「Waze Carpool」のパイロットプログラムを開始したと発表した。まずは招待制で、参加企業の従業員はアプリをダウンロードすることでパイロットプログラムに参加できる。
Googleは2015年6月、同様のパイロットプログラム「RideWith」をテルアビブで実施している。
参加企業の従業員は自分のAndroidあるいはiPhoneアプリ版「wazeRIDER」をインストールして“ライダー”になる。相乗りを依頼すると、そのライダーの家の近くを通勤ルートにしているWazeユーザー(ドライバー)がマッチングされ、ドライバーが受け入れると相乗りが成約する。
ライダーはドライバーにガソリン代を支払う。支払いは、アプリ内で自動的に計算され、決済される。このサービスの目的はあくまでラッシュの軽減とエネルギー消費の削減なので、ドライバーがもうかるものではない。
ライダーとドライバーはお互いのプロフィールをアプリで確認できる。パイロットプログラムでは、同じコンビでの相乗り率が高かったという。
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