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Facebook、音楽クリップ共有「Music Stories」日本でスタート 「AWA」「dヒッツ」と連携

» 2016年07月05日 15時41分 公開
[ITmedia]

 米Facebookは7月5日、音楽配信サービス上からFacebookに30秒の音楽クリップを投稿し、友達とシェアできる機能「Music Stories」(ミュージックストーリー)の日本向け提供を始めた。スタート時点では「AWA」「dヒッツ」に対応し、今後連携サービスを増やすという。

photo Music Stories

 Music Storiesは、音楽配信サービスのアプリ画面上で楽曲やアルバム、プレイリストなどを指定し、Facebookのニュースフィードに投稿できる機能。投稿した楽曲は1曲当たり30秒間試聴でき、他ユーザーが「いいね!」やコメントを付けたり、シェアしたりできる。AWA、dヒッツを使っていないFacebookユーザーも試聴は可能だ。

 2015年11月に米国などでスタートした海外版ではApple MusicとSpotifyに対応しているが、日本でのスタート時点ではこれらのアプリには非対応。日本でも今後、Apple Musicなど対応サービスの拡充を進めるという。

photo AWAのアプリ画面でシェアボタンをタップ
photo プレイリストなどを投稿
photo 1曲当たり30秒間の試聴が可能

photo dヒッツの画面で「f」アイコンをタップ
photo コメントを添えて投稿も
photo 他ユーザーが「いいね!」を付けたり、共有したりもできる

 AWAの小野哲太郎取締役は「楽曲聴き放題サービスでも、自分の好きな曲ばかりを聴いているユーザーが多く、全ての楽曲を楽しむのは難しい」と指摘する。Facebook連携で「好きな音楽が入ったカセットテープを恋人や友達に貸すような感覚でシェアしてほしい」と話す。このほか、アーティスト自身が新曲をFacebook上でシェアし、ファンに試聴してもらう――などの活用も見込むとしている。

photo 左から、AWAの小野哲太郎取締役、Facebook Japan執行役員 パートナーシップ事業日本代表の横山直人氏、NTTドコモ コンシューマビジネス推進部 大島直樹氏

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