米Appleが年内に発表するとうわさの次期「MacBook Pro」の仕様について、米Bloombergが8月10日(現地時間)、複数の情報筋からの話をまとめた記事を公開した。
かつて米9TO5Macで多数の信頼性の高いリーク記事を担当し、5月にBloomberg入りしたマーク・ガーマン記者による記事だ。
5月に台湾KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が発表した予測と同様に、新モデルはより薄く、軽くなり、指紋認証の「Touch ID」をサポートし、キーボード上部にファンクションキーのように使えるOLEDのディスプレイタッチバーが追加されるとしている。
Touch IDはOLEDディスプレイの隣に設置され、ログインやApple Payの認証に利用できる(AppleはWWDC 2016で、次期OSでApple Payをサポートすると発表した)。
OLEDディスプレイは切り替え可能なファンクションキーとして使え、ソフトウェアアップデートで新しいキーとして使えるようになるという(3Dグラフィックデザイナーのマーク・ハイェク氏によるコンセプト画像はこちら)。
また、筐体を薄くするために、米AMDのグラフィックスプロセッサ「Polaris」(コードネーム)を採用するという。AMDは、Polarisシリーズのグラフィックスカードは従来より20%薄くなるとしている。
ポートは新しい「MacBook」同様にUSB-Cポートになるが、ポート数は不明。
色もMacBookとシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色になるが、発売段階で全色そろうかどうかは分からないとしている。
ガーマン氏によると、Appleは次期MacBook Proのテストを2016年に入ってから実施しているが、9月7日の「iPhone 7/7 Plus」(仮)発表イベントでは発表しないという。米MacRumorsは、Appleは10月に別のイベントを開催し、そこでMacBook Proを発表すると予測している。同社は2012年から毎年、9月とは別に10月に発表イベントを開催し、iPadやMacの新モデルを発表してきた。
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