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音楽専科社が事業停止 声優専門誌「Pick-up Voice」など発行

» 2016年09月21日 11時22分 公開
[ITmedia]

 帝国データバンクなどによると、アニメ声優専門誌「Pick-up Voice」やビジュアル系音楽誌「SHOXX」などを発行する出版社の音楽専科社が9月20日付けで事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債総額は4億円の見込み。

画像 音楽専科社の公式サイトより

 1966年創業。洋楽専門誌「音楽専科」を出版していたが、近年は月刊誌「SHOXX」と「Pick-up Voice」を主力にしていた。ミュージシャンやアイドルの写真集・ムックなども手がけ、98年9月期には売上高約21億円を計上していたという。

 だが近年はネットの台頭で雑誌販売が落ち込み、年売上高は2億5000万円前後にとどまっていたという。さらに、昨年6月に民事再生法の適用を申請した栗田出版販売に不良債権が発生。資金繰りがひっ迫し、事業停止に至ったという。

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