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2016年10月13日 18時19分 UPDATE

Samsungが「Galaxy Note7」の耐火回収キットを配布 4重の梱包で輸送中の安全を確保

運送業者にも危険が伴うGalaxy Note7。その対策は。

[AP通信]

 韓国Samsung Electronicsは10月12日、発火や爆発などが相次ぎ販売中止となった同社のスマートフォン「Galaxy Note7」について、回収時の安全確保のために米国の顧客に耐火性の梱包材を送付すると発表した。

photo ソウルのショップで(AP Photo/Ahn Young-joon)

 Samsungは同社の公式サイトSamsung.comでGalaxy Note7を購入した米国の顧客に対し、送料前払いの回収キットを配布するという。携帯キャリアで購入した顧客は、各キャリアのWebサイトでリコール情報を確認する必要がある。

 Samsungは11日、Galaxy Note7の販売中止を発表した。発売から2カ月足らずだが、1回のリコールでは問題が収まらず、その後も発火の報告が相次いだことを受けての対応だ。Samsungは今後、元々の製品とリコール交換品、合わせて150万台以上のGalaxy Note7の返品に対応しなければならない。大半は米国と韓国で販売された。

 開発者向けコミュニティサイトの米XDA Developersは11日にYouTubeで公開した動画で、この回収キットを開梱する様子を紹介している。キットには、静電気防止袋のほか、断熱性の箱が3つと安全手袋が同梱され、外箱には空輸ではなく陸送を利用するよう明記されている。

 「このクレイジーなGalaxy Note7回収キットをさっき受け取ったところだ」と動画の男性は語っている。

 XDA Developersによれば、SamsungはGalaxy Note7の梱包方法について、まず静電気防止袋に入れた上で、小箱(OEM Replacement)、内箱(Inner Box)、外箱(Recovery Box)に入れるよう指示している。報道によると、一部の輸送会社からは、発火の懸念を理由にGalaxy Note7の回収を扱いたくないとの申し入れもあったようだ。

 米国では、リチウムイオン電池またはそれを含む製品がリコール対象となった場合の輸送基準が定められている。Samsungによれば、この回収キットはその基準を満たしているという。

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