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2016年10月21日 08時13分 UPDATE

将棋ソフト不正疑惑 「禁じ手」に疑心暗鬼の棋士たち 離席後、指し手変化……他も? (1/3)

プロ棋士をも脅かすほど進化を遂げた将棋ソフト。その不正使用疑惑に将棋界が揺れている。

[産経新聞]
産経新聞

 プロ棋士をも脅かすほど進化を遂げた将棋ソフト。対局中にその力を借りたくなる衝動に駆られる棋士がいたとしても不思議ではない。そんな不正を未然に防ぐため、日本将棋連盟は今月5日、スマートフォンなど電子機器の対局場への持ち込みなどを禁止すると発表した。ところが1週間後の12日、第29期竜王戦七番勝負の挑戦者だった三浦弘行九段(42)がソフト不正使用疑惑浮上で出場停止に。ほかにも複数の不正使用を疑う声が棋士の間で上がっている。将棋界が大きく揺れている。

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 今月12日、日本将棋連盟が会見を開き、竜王戦の挑戦者に決まっていた三浦九段が出場しないと発表した。対局中の離席の多さから将棋ソフト不正使用の疑いが浮上。三浦九段の年末までの出場停止を決めた。

 三浦九段は「ぬれぎぬ」と疑惑を否定し、18日には反論の声明を書面で発表。将棋ソフトという禁じ手をめぐる処分は、今後法廷で争われる可能性もある。

 ただ三浦九段以外との対局でも、棋士たちは疑心暗鬼に陥っている。

 「離席して戻ってきた後の指し手が、それまでとはガラリと変わった。しかも明らかに鋭くなった」。ある実力者は最近対戦した相手棋士の豹変(ひょうへん)ぶりを語る。

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