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2016年12月19日 08時42分 UPDATE

「『死ぬくらいなら辞めれば』ができない理由」 Twitterに投稿された漫画に反響

「死ぬくらいなら辞めればいいのに」――過労自殺の報道があると相次ぐこんな意見だが、過労は判断力すら奪うと伝える漫画が反響を呼んでいる。

[産経新聞]
産経新聞

 過労自殺の報道があると、インターネット上などでは必ず「死ぬくらいなら辞めればいいのに」という意見が相次ぐ。だがそんな判断力すら失ってしまうのが過労の恐ろしさ。そのことを伝えようとツイッターに投稿された漫画が、大きな反響を呼んでいる。

 執筆したのは、広告制作会社に勤務していたときに「うっかり自殺しかけた」経験をもつフリーのイラストレーター、汐街コナさん。電通社員の過労自殺を受け、「過労自殺への道は本人の意思とは関係なく繋がってしまう。早い段階での対処が必要だということを、本人にも周囲にも知っておいてほしい」との思いで描いた。

画像 汐街コナさんが投稿した漫画
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 投稿したときには「『こんなことになる人がいるの?』という懐疑的な感想がくると思っていた」。だが実際には同じ状況を経験したと共感する声が多く、リツイートは13万超。「皆、頑張り過ぎているのでは」と心配する。

 汐街さんは転職して事務職に就き、その後家庭の事情で退職。現在は主婦をしながら、ホームページを開設してゲームキャラクターのデザインなどを請け負っている。漫画のラストはこんな言葉でしめくくった。「世界は本当はひろいのです 忘れないでください」。

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