ハリウッド女優の娘であり、最初の「スター・ウォーズ」でレイア姫を演じ、薬物中毒と精神疾患の体験を綴った著書を大ヒットさせ、映画や舞台での演技でも人気だったキャリー・フィッシャーさんが飛行機搭乗中に重体となり、12月27日、亡くなった。60歳だった。
フィッシャーさんの死は、娘であるビリー・ロードさんの広報担当者を通じて発表された。
「非常に悲しいことですが、ビリー・ロードは愛する母であるキャリー・フィッシャーが今朝8時55分に死去したことを明らかにしました」と、サイモン・ホールズ広報担当者が声明を発表した。「彼女は世界から愛されており、深い悲しみをもって送られることでしょう」
女優のデビー・レイノルズと歌手のエディー・フィッシャーの娘であるキャリー・フィッシャーさんは23日、ロサンゼルス国際空港で救急救命士による対応後、入院していた。家族によれば、23日夜に集中治療を受けていたという。
フィッシャーさんは1975年のヒット映画「シャンプー」でウォーレン・ベイティーの相手役としてデビュー。「オースティン・パワーズ」「ブルース・ブラザーズ」「チャーリーズ・エンジェル」「ハンナとその姉妹」「スクリーム3」「恋人たちの予感」にも出演している。
しかし、彼女が最もよく知られているのは1977年の「スター・ウォーズ」におけるレイア姫役だった。印象的な髪型でささやいた「たすけてオビ=ワン・ケノービ。あなただけがたより」は永遠の名台詞となった。彼女のレイア姫はジャバ・ザ・ハットに鎖でつながれていたときですら、元気いっぱいで力強かった。彼女は2015年のエピソード7「フォースの覚醒」でも再びレイア役を演じ、最新作である「ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー」ではCGレンダリングされた映像で出演している。
「言葉もない。ショックを受けている」とルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルさんは27日、Twitterを投稿した。
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