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2017年02月10日 13時26分 UPDATE

死海文書が置かれていたであろう12個目の洞窟 ヘブライ大学の研究者が発見

巻物を保存する壺などが見つかった。

[AP通信]

 イスラエルのヘブライ大学の考古学者らが、かつて死海文書が置かれていたとみられる洞窟を新たに発見した。

 ヘブライ大学の2月8日の発表によれば、死海北西部の沿岸近くにあるこの洞窟からは、死海文書そのものは見つからなかったが、諸々の発見物はかつてここに死海文書が保管されていたことを示唆しているという。洞窟からは、巻物を保存するための壺、巻物を包む布の断片、巻物をしばるひもなどが見つかった。死海文書が置かれていたとみられる洞窟が発見されるのは、これで12個目だ。

photo (Image/ITmedia via Hebrew University of Jerusalem)

 ヘブライ大学によれば、死海文書は1950年代にこの洞窟から盗み出されたと考えられるという。

 死海文書の専門家であるノーム・ミズラヒ氏は、人間が活動していたことを示す洞窟が見つかったからには、近くに死海文書が保管されている洞窟がないかをさらなる調査で確認する必要があると指摘する。同氏は今回のプロジェクトには参加していない。

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