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2017年02月14日 08時21分 UPDATE

畑から人が消える? 「無人トラクター」来年発売 農業にも自動運転の波 (1/3)

農業にも自動運転の波が押し寄せている。

[産経新聞]
産経新聞

 農業にも自動運転の波が押し寄せている。農機大手のクボタは来年、無人トラクターの販売を開始する予定で、ヤンマーも開発を加速させている。公道を走る自動車とは異なり自動運転の法的なハードルは低く、担い手の高齢化対策になるとの期待は高い。だが、問題はやはり価格の高さ。安全性を確保することも重要な課題だ。(板東和正)

画像 リモコンを使って自動運転を開始するトラクター=京都府久世郡久御山町(寺口純平撮影)

「近い」未来

 1月25日にクボタが京都府内で開催した報道陣向けの発表会。稲作での耕運作業、植え付け、収穫までの年間の農作業を、無人の自動運転で行える農機3機種が披露された。「利用者の労力がほとんどいらない」(同社)という。

 専用のリモコンのボタンを押すだけで運転が開始されるので、複雑な操作が苦手な高齢者でも簡単に扱える。しかも2時間余りで1ヘクタールの耕運が可能で、通常の農機と効率性は変わらない。

画像 障害物があると自動で止まるトラクター=京都府久世郡久御山町(寺口純平撮影)
画像 ヤンマーが開発する「自動運転トラクター」(右)=同社提供

 公道を走る自動運転車の実現には道路交通法の改正が必要だ。だが、農機の場合、農地など私有地で使うのであれば道交法は無関係。早期の実用化が期待される。

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