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2017年02月14日 18時56分 UPDATE

1人乗り自動運転ドローン、ドバイで7月に運行開始(動画あり) (1/2)

乗り込んでタッチスクリーンで行き先指定すればパイロットなしで運んでくれる。

[AP通信]

 アラブ首長国連邦(UAE)の超近代都市ドバイは今年7月、人を運ぶ旅客ドローンの運行をスタートさせる計画だという。

 この計画に使われるのは、ドバイのランドマーク的な存在である帆船型の超高級ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」の上空で既に初飛行を終えている中国製ドローン「EHang 184」だ。ドバイは他にも、米Hyperloop Oneなど、複数の最先端テクノロジー企業と提携している。

 問題は、車社会のドバイにおいて、この4つのアームを持つ卵型ドローンが本当に代替輸送手段としてうまくいくのかどうかだ。ドバイには、世界最長の全自動無人運転鉄道も開通している。

 ドバイ道路交通局のマタール・アルタイヤ長官は2月13日、ドバイで開催された世界政府サミット(World Government Summit)において、このドローンの運行計画を発表した。世界政府サミットは、世界経済フォーラム(ダボス会議)の砂漠版とでも呼ぶべき会合。来場者の大半はアルタイヤ氏の発表があるまでは、8つのプロペラと4つのアームを搭載したこのドローンをただ珍しい物としか捉えていなかった。

 「もはや単なる模型ではない。私たちは実際にこのドローンをドバイの上空で飛ばしてみている」とアルタイヤ氏は語る。

 EHang 184は体重100kg以下の乗客1名と小型のスーツケース1個を運ぶことができる。レースカー風の座席に乗り込み、正面にあるタッチスクリーンパッドで目的地を選択すると、ドローンは自動的に目的地まで飛行する。

 さらにEHang 184は時間にすると30分間、距離にすると最長50キロを飛行できるバッテリーを搭載し、地上の管制室から遠隔で監視を行う。最高速度は時速160キロだが、当局によれば、通常は時速100キロで飛行することになるという。

photo EHang 184(AP Photo/Jon Gambrell)

 アルタイヤ氏によれば、このドローンは7月に定期運行を開始する予定だという。同氏はそれ以上は語らなかった。

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