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2017年02月23日 07時45分 UPDATE

世界の半分の富を持っている金持ち8人 (1/3)

「たった8人が世界半分と同じだけの富を所有している」。

[産経新聞]
産経新聞

 「たった8人が世界半分と同じだけの富を所有している」。非政府団体(NGO)のオックスファム・インターナショナルが1月半ばに発表した「99%のための経済」なる報告書のプレス発表文は、こんな言葉で始まる。

画像 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏

 報告書が名指しする「8人」とは米マイクロソフトを創業したビル・ゲイツ氏、世界的衣料ブランド「ザラ」を興したスペインのアマンシオ・オルテガ氏、世界一の投資家と知られるウォーレン・バフェット氏、メキシコの実業家のカルロス・スリム・ヘル氏、アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、オラクル創業者のラリー・エリソン氏、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏の世界の金持ち上位8位だ。

 「8人」の資産総額は約4.3兆ドル(約502兆6000億円)。これは、「持たざる下位半分(50%)に相当する人口36億人が保有する資産の合計に匹敵する」そうだ。

 報告書は、大企業やそのオーナーである超富裕層が税金を逃れていることを批判する。大企業は雇用者の賃金を下げ、政権に影響を与えることで、「格差の広がりに拍車をかけている」という。

 オックスファムは貧困撲滅活動で知られており、この報告書が発表されたタイミングにはわけがある。1月下旬にスイス東部の保養地ダボスで年次総会が開かれる世界経済フォーラム(ダボス会議)に対するあてつけなのだ。

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