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2017年02月27日 10時00分 UPDATE

日本の通信キャリアが成長する道 サービス向上を助ける「ネットワーク第三者保守」とは?

[PR/ITmedia]
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 近年、IT業界で耳にする機会が増えてきた「第三者保守」。これは、IT製品の保守を、開発や販売元ではない第三者の企業が行うことを意味する。その最大のメリットは、メーカーによる保守サポートの終了(EOL:End Of Service Life/EOSL:End Of Life)後も、IT製品を安心して使い続けられることだ。

 これにより、従来なら万一の故障リスクを考慮して、まだ正常稼働しているにもかかわらずリプレースを余儀なくされていたシステムを、EOLを迎えた後も使い続けられる。第三者保守は費用も一般的なメーカー保守より安価なため、コスト負担の軽減にもつながる。

 その可能性に早くから着目し、まだ日本では知名度が低かった2010年に第三者保守事業を開始したのがデータライブだ。同社はサーバを皮切りに、ストレージ、ネットワーク機器と対象製品を拡充。併せて、技術力やノウハウの蓄積にも力を入れることで業績を急拡大させてきた。その伸び率は、保守契約台数ベースで前年度比1.8倍増を直近4年連続で達成しているほどだ(2017年2月現在)。

 そんな同社の事業で近年、快走を続けているのが、ルータやスイッチといったネットワーク機器の第三者保守だ。その勢いは、従来からの事業の柱であったサーバ保守を凌駕するほどだという。この状況を踏まえ、同社は新たな戦略に舵を切った。それが、大規模ネットワークを保有する通信事業者(キャリア)向けネットワーク保守ニーズの開拓である。

キャリア向けネットワーク保守に乗り出す理由

 データライブはこれまでも、キャリア網に直結する企業内システムの保守や、キャリアが提供している商用無線ルータの設置などを手掛けてきた。ただし、キャリア自身のネットワーク保守は、既存ビジネスとは一線を画す。保守対象となる機器数や、保守エリアだけでも、一般企業とは桁違いだ。

 しかし実は、この規模の巨大さこそ、同社がキャリアに着目した理由でもあるという。

photo 山田和人社長

 「キャリアは日本全国で“面”としてネットワークを維持するために、多額のコストを負担しています。その保守を第三者保守に切り替えれば、極めて多額の新規投資予算を捻出できるはず。この数字のインパクトは、キャリアにとっても決して看過できないでしょう」とデータライブの山田和人社長は強調する。

 国内の通信市場はすでに飽和状態にあることも大きい。キャリア各社は顧客を自社につなぎとめ、さらに他社の顧客層を切り崩すべく、激しいサービス競争を繰り広げているからだ。

 「そうであるならば、ネットワーク保守を第三者保守に切り替え、競争力の源泉であるサービス開発に専念できる環境を整えるのがキャリアにとっても自然な流れのはず。ひいては、キャリアのサービス向上の一翼を担うことで、当社としても貢献できると考えたのです」(山田社長)

キャリア開拓に向けた“青写真”

 山田社長によれば、国内と比べると海外キャリアは第三者保守に前向きだという。グローバルでの合従連衡が進む中、国内キャリアが第三者保守を受け入れる余地は十分にあると山田社長はみる。

 一方で、通信は社会的に重要性が高く、その保守を手掛けるとなれば「今以上に技術力が求められる」(山田社長)。これについては、まずは市区町村レベルのエッジネットワークの保守を請け負いつつ技術を磨き、次に都道府県レベルのエッジ、最後に全国レベルのコアへと保守対象を段階的に拡大し、技術力向上とともにキャリアからの信頼も獲得していく計画だ。

photo 企業内ネットワークや市区町村規模のエッジネットワークから取り組みをスタートし、徐々に都道府県や全国ネットワークの保守にも事業領域を広げていく

 ネットワークを扱うエンジニアの裾野は広く、事業拡大に伴う人材獲得の不安はないという。ただし巨大なキャリア網を自社単独で対応するのは難しいため、全国各地のパートナーとの協力体制も強化している。

 すでに協力を得たパートナーには、一定以上のスキルを備えた大手ベンダー関連会社や独立系メーカーも名を連ねる。これらのパートナーとの間で「地域IP網への接続時の注意点」を情報共有するなど、サービス品質アップに向けた副次的な効果も生まれつつあるという。

日本企業の「保守管理」が変わる日

 日本で稼働しているサーバ、ストレージ、ネットワーク機器などのIT機器は、一説には600万台超に上るとも言われている。このうちデータライブでは、2021年までに10万台の保守契約を獲得することを目指している。

photo

 「IT大手各社も近年、マルチベンダーでのIT機器保守に参入しています。しかし、彼らの最終的な狙いは『顧客の囲い込み』であり、第三者保守サービス専業の当社とは発想が全く異なります。その立場の違いは保守料金にも明確に表れ、見積もりでわれわれが負けることは多くありません。10万台分の契約を達成できたころには、当社の名前と仕事の質の高さが多くの日本企業に知られているでしょう」(山田社長)

 キャリアのネットワーク保守は、目標に向けた大きな一歩だ。その先に目指すものは――「第三者保守による日本全体のIT投資の最適化です」(山田社長)。

 データライブが日本のIT保守管理の在り方まで変える日も、そう遠い話ではないかもしれない。

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提供:データライブ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2017年3月5日

「第三者保守」とは?