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2017年03月14日 13時44分 UPDATE

カイロで発見された古代エジプト王の巨像 頭部に続いて胴体の一部を引き上げ

3000年以上前に実在した偉大なファラオ「ラムセス2世」である可能性が高い。

[AP通信]

 エジプトの首都カイロ郊外で先週、古代エジプトで最も有名なファラオの1人とみられる巨像が発見された。3月13日には、その重さ3トンの胴体部分が泥の混じった地下水から引き上げられた。

 クレーンで引き上げられた胴体部分は、何十人ものスタッフの手で乾いた地面の上へと移され、白い布をかけられた。

photo 引き上げに成功し喜ぶ考古学者たち(AP Photo/Amr Nabil)

 この巨像は3月9日に最初に頭部の一部(頭の大部分をなす)が引き上げられている。

 エジプト考古省によれば、像の各パーツはカイロ中心部にあるエジプト考古学博物館で組み立て、その後、全体を復元した上で、ギザのピラミッド地区近くにオープン予定の大エジプト博物館に移す方針だという。

 この像はラムセス2世の可能性が高いとみられている。ラムセス2世は3000年以上前に20代前半で王位を継承し、60年以上にわたってエジプトを統治。東は現代のシリアから南は現代のスーダンまで、エジプトの領土を拡大したとされている。

 その偉大な功績から、ラムセス2世は「ラムセス大王」とも呼ばれる。

 この像は先週、カイロのマタレイヤ地区でドイツとエジプトの合同調査チームによって発見された。

photo 発掘に成功した考古学者たちを讃える地元の人たち(AP Photo/Amr Nabil)

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