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2017年03月14日 14時19分 UPDATE

ISが掘ったトンネルからアッシリア時代の遺物を発見 イラクのモスル東部で

イスラム過激派組織に破壊された聖廟の地下で、約2700年前の遺物見つかった。

[AP通信]

 イラクの考古学者らは、イラク北部の都市モスルでイスラム過激派組織ISが掘ったトンネルの中から、約2700年前にこの地を統治していた古代アッシリア王の宮殿の跡とみられる遺物を発見した。トンネルはISが破壊した聖廟の下に掘られたものだ。

photo トンネル内で発掘された遺物(AP Photo/Khalid Mohammed)

 IS戦闘員は2014年にモスルを制圧した後、預言者ヨナの墓とされる聖廟を爆破。その後、その地下にトンネルを掘り進め、それが今回の発見へとつながった。

 トンネルの奥深くからは、古代の碑文や翼の生えた雄牛やライオンの彫刻が見つかった。これらの遺物は、紀元前7世紀に新アッシリア王国時代のアッシリアを統治したエサルハドン王の宮殿の一部とみられるという。

photo 遺物には古代アッシリアの文字が刻まれている(AP Photo/Khalid Mohammed)

 IS戦闘員らは埋蔵品を略奪する目的でこれらのトンネルを掘ったとみられる。イラク政府軍は今年1月にモスル東部をISから奪還。西半分の奪還に向けて今も戦闘は続いている。

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