ITmedia NEWS > ネットの話題 >
ニュース
2017年03月21日 08時10分 UPDATE

ヤマトの「時間帯指定」見直し、効果は? 現場から疑問の声も (1/2)

ヤマト運輸は、宅配便の時間帯指定サービスの一部廃止などを公表したが、現場には効果を疑問視する意見もある。

[産経新聞]
産経新聞

 宅配便最大手のヤマト運輸は17日、今春闘の労使交渉で合意したサービス見直しなどによる労働環境の改善策として、宅配便の時間帯指定サービスの一部廃止などを公表した。4月から順次実施する。ただ、人手不足と荷物量の急増で悪化する労働環境の改善が今回の見直しで進むかは、インターネット通信販売大手のアマゾンをはじめとする大口顧客との交渉結果次第とみられ、現場には効果を疑問視する意見もある。

画像 荷物を配送するヤマト運輸の作業員=東京都中央区

 「より効率的、より高品質なサービスを提供できる新しい働き方の創造を目指した」。ヤマトが労使交渉妥結後に発表したコメントには疲弊する現場に対する危機感がにじんだ。

 ヤマトが改善策の柱と位置づけたのが、時間帯指定と再配達の見直しだ。6月中に「正午〜午後2時」の時間枠を廃止するほか「午後8〜9時」は「午後7〜9時」に拡大する。電話で午後8時までだった再配達の受け付けは、4月24日から午後7時までとする。同社は「ドライバーの休憩時間が確保でき、夜間の配送時間に余裕が生じる」と強調する。

       1|2 次のページへ

copyright (c) 2017 Sankei Digital All rights reserved.