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2017年03月23日 16時20分 UPDATE

米英政府による電子機器の機内持ち込み禁止令 生産性低下だけでなく発火を懸念する声も (1/4)

貨物室に持ち込まれたノートPCは果たして大丈夫なのか?

[AP通信]

 米英政府が、国際線の一部の便でノートPCやタブレット端末の機内持ち込みを禁止するという最新の措置を打ち出した。現代の空の旅における侮蔑的待遇という点で、この措置は「セキュリティチェックで靴を脱がされること」と「爆発性物質がないかベビーフードやミルクをチェックされること」の中間あたりに位置するだろうか。

 米国への渡航者はもう十分にうんざりしているが、今回、米英政府が出した新たな禁止令により、中東と北アフリカの10空港から米国に向かう旅行者には、セキュリティという名目でさらにもう1つ、新たな不便が加わった。スマートフォンの全面禁止ほど破壊的ではなく、国籍に基づく入国禁止令と比べればまだましではあるが、今回の禁止措置は一部の人たちにとっては重大な影響をもたらす。

 「なぜ中東の航空会社だけが対象なのか」。今週24日にレバノンの首都ベイルートからロサンゼルスに帰国する予定だという博士課程の大学院生ケルシー・ノーマンさんはそう疑問を投げかける。機内でノートPCとKindleタブレットとデジタル一眼レフカメラをチェックしたいというノーマンさん。「不便で差別的な禁止令だ。これで、米国に対する世界の評価はさらに悪化の一途をたどるだろう」と語る。

photo (AP Photo/Michael Probst)
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