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2017年04月20日 17時09分 UPDATE

生命に適した惑星が新たに発見 地球から約39光年先 (1/2)

「LHS 1140b」の重力は地球の3倍だが液体の水が存在できる。

[AP通信]

 生命の維持に適した「ゴルディロックスゾーン(生命居住可能領域)」の条件を満たすとみられる新たな惑星が発見された。表面温度は高すぎず、低すぎず、地球からそれほど遠くない距離にある。

 4月19日付で学術誌「Nature」に掲載された研究によると、この新たに発見された大きくて高密度な惑星は地球と同じく岩石質で、地表は液体の水が存在できる温度に保たれ、生命が生存可能な「ハビタブルゾーン」にあると考えられる。

 生命生存の可能性がある太陽系外惑星が見つかるのは、ここ1年足らずで5つ目だ。地球からの距離も比較的近い。ハビタブルゾーン内に位置する岩石惑星は、何らかの生命の痕跡を見つけるのに最適な場所と考えられている。

 「生命が生存するかもしれない惑星の発見が頻発する時代になったとは、驚くべきことだ」と米マサチューセッツ工科大学(MIT)の天文学者サラ・シーガー氏は語る。同氏は今回の研究には参加していない。

 太陽系外惑星が初めて発見されたのは1995年のこと。新しい技術やとりわけ米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡のおかげで、その数はここ数年で急増。これまでに、生命が存在する可能性のある惑星は52個、太陽系外惑星は3600個以上が発見されている。

 今回発見された惑星は「LHS 1140b」と呼ばれる。LHS 1140bは主星の前を定期的に通過するので、そこからサイズと質量を割り出せる。その結果から、天文学者はLHS 1140bが最近発見した他の惑星よりも岩石質であるとの確信を強めている。

photo 新しく発見されたLHS 1140bとその主星の想像図(M. Weiss Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics via AP)
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