ITmedia NEWS > ネットの話題 >
ニュース
2017年04月26日 07時57分 UPDATE

「打倒! 直木賞」のはずが……「本屋大賞」は“権威化”した? (1/4)

直木賞とダブル受賞だった今年の本屋大賞。この結果には賛否の声も飛び交う。そもそも「本屋大賞」とは?

[産経新聞]
産経新聞

 「2017年本屋大賞」(同賞実行委員会主催)に、恩田陸さん(52)の直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)が選ばれた。直木賞とのダブル受賞作は初めてで、4月11日に東京都内で開かれた贈賞式は、大きな盛り上がりを見せた。しかし、本屋大賞はそもそも「打倒!直木賞」をかけ声に始まった賞ではなかったか。「賞が成長した証」「知られていないけれどおもしろい作品を選ぶべきだったのでは」。今年の結果には賛否の声も飛び交う。そもそも「本屋大賞」とは?

画像 本屋大賞の歴代受賞作品
画像 全国の書店員と記念撮影に応じる作家の恩田陸さん(前列中央) =11日午後、東京都港区の明治記念館(菊本和人撮影)

今年は「蜜蜂と遠雷」

 「14回を迎えるにふさわしい、新たな一歩を踏み出す作品が選ばれました」

 実行委員会の浜本茂理事長のこんなあいさつで始まった11日の贈賞式。「蜜蜂と遠雷」の受賞が発表されると、直木賞との2冠に会場は大きな歓声に包まれた。

 受賞作は、国際ピアノコンクールを舞台とした青春群像劇。昨年9月に発売され、今年2月の直木賞受賞を受け30万部まで増え、本屋大賞に決まったことで累計発行部数は50万部に達した。

       1|2|3|4 次のページへ

copyright (c) 2017 Sankei Digital All rights reserved.