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2017年04月27日 07時41分 UPDATE

キヤノン、「東芝メモリ」出資に否定的 「日本を救うのなら次元は別だが……」 (1/2)

キヤノンは「東芝メモリ」への日本企業による共同出資案について、「参加する状況ではない」と否定的な見解を示した。

[SankeiBiz]

 キヤノンの田中稔三副社長は26日、経営再建中の東芝が2017年度内に株式の過半売却を目指す半導体メモリー事業会社「東芝メモリ」への日本企業による共同出資案について、「参加する状況ではない」と否定的な見解を示した。昨年末に東芝の医療機器子会社だった東芝メディカルシステムズを傘下に収めており、新規事業の育成に注力する姿勢を強調した。

画像 記者会見するキヤノンの田中稔三副社長=26日、東京都中央区【拡大】

 東芝メモリをめぐっては株式売却に向けた1次入札に海外企業が参加しているが、日本企業は1社も参加していない。政府や経済界では東芝の技術の海外流出を懸念する声が強く、日本企業と産業革新機構や日本政策投資銀行が組んだ「日本連合」による共同出資案が検討されている。

 これに対し、田中副社長は「日本を救うのなら次元は別だが、事業会社を買収するための出資はふさわしくない」と述べた。

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