「Google I/O」も無事(でもありませんでしたが)終わったということで、Google周辺の動きを追うゆるい連載をはじめます。
Google I/O、“無事でもありませんでしたが”というのは、2日目に軽食コーナーで火災が起きて一時進行停止したからです。
大規模火災にならずによかったですが、残念ながらスタッフ側に数人けが人も出たそうです。
この連載ではこういう、メインではない話もしていこうと思っています。
1999年創業のアイティメディアにとって、1998年創業のGoogleは(一方的に)ずっとその成長を見てきたIT企業。当時はMicrosoftやAppleに肩を並べる大企業になるとは思いませんでしたが、「自分たちの興味を追っていたら結果的に起業することになっちゃった」という感じの若きラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンはとても魅力的でした。
2人は今ではGoogleの上層機関というか持株会社であるAlphabetの取締役におさまり、CEOはスンダー・ピチャイさんに任せて個人的な空飛ぶ自動車プロジェクトなどで遊んでいるようですが、ペイジさんが書いた2016年の「創業者からの手紙」によると、GoogleやGoogle Xの決定には今でも深く関わっているようです。
今年のGoogle I/Oのメインテーマは人工知能(AI)でした。米Facebookの開発者会議「F8」でも、米Microsoftの開発者会議「Build 2017」でも、AIは重視されていました。6月に予定されている米Appleの「WWDC」でも何らかのAI関連の発表が予想されています。
使い方を間違えると怖いAIですが、Googleにまだ「Don't Be Evil」精神が生きているなら、どこまで行けるのか見守っていきたいです。
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