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2017年06月05日 07時16分 UPDATE

「本物の音」……20万円のイヤフォン「final」 川崎のメーカー「S'NEXT」の思い (1/3)

臨場感があり、ハッとするような音が聴けるイヤホンを世に送り出したい――川崎市の「S'NEXT」の思いだ。

[産経新聞]
産経新聞

 臨場感があり、ハッとするような音が聴けるイヤホンを世に送り出したいとの思いを商品として具現化し、国内外から注目を集める「S’NEXT」(川崎市幸区)。大手店舗デザイン会社勤務などを経て、経営のかじを取る細尾満社長(46)は「おもしろいと思えることはお金を生み出す。そのおもしろさに賛同してもらえる人々のつながりを『経済圏』と呼べるほどの大きさにできたら」と夢は大きい。

画像 S’NEXTのイヤホン新製品「E3000」
画像 本社1階の工房では、イヤホンの製造作業や打ち合わせが行われていた=川崎市幸区北加瀬

一旦会社を閉じ

 東急東横線日吉駅から歩くこと20分。「S’NEXT」本社に一歩入ると、1階は製造や開発拠点、2階は商品を試せるシックなデザインのオーディオルームが来訪者を出迎える。

 兵庫県尼崎市に生まれ、30歳まで地元で過ごしたという細尾氏。音の世界との出合いは、小学生ながらクラシックにはまったのに始まる。一方で、10歳を過ぎると、大阪・日本橋の電気街でパーツを購入し、自分でアンプを作るなど、今につながる趣味にも夢中に。

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