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2017年06月13日 07時50分 UPDATE

4Kテレビで4K本放送が見られない!? 来冬に向けて混乱も (1/4)

実はいま市販されている4Kテレビだけでは、4K本放送を見ることができない。そのことを知らない購入者もいるとみられ、政府や業界団体は周知を急いでいる。

[産経新聞]
産経新聞

 フルハイビジョンの4倍の高画質を誇る4Kの本放送が、来年12月からBSで始まる。ただ、実はいま市販されている4Kテレビでは、今後発売される外付けのチューナーなしには、この放送を見ることができない。そのことを知らない購入者もいるとみられ、政府や業界団体は周知を急いでいる。放送開始の際や、4Kへの注目が高まる2020年東京五輪の開催時には、混乱が起きかねない状況だ。

画像 ソニーの4Kテレビ発表会。買い替え需要の高まりで、4Kテレビの販売は好調だ=5月8日、東京都中央区(伴龍二撮影)

 まず知らない人のために説明すると、4KのKは「キロ」の略で「千」を意味する。画面に並んだ画素と呼ばれる光の粒が横に約4000あるため4Kテレビといわれる。映像は色鮮やかで立体感がある。

 総務省は昨年6月、市販の4K(対応)テレビでBSの4K放送を見るには、「平成30年の実用放送開始にあわせて発売予定の機器が別途必要になります」との注意喚起を行った。販売店には、4Kテレビを売る際にしっかりと説明することを求めている。

 「ひどい話だ」「今まで買った人にどう責任取るの」「こんなん初耳だぞ」−。インターネットの掲示板では当時、こうしたコメントが投稿され、4K放送に関する周知が不十分であることを印象づけた。

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