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2017年06月23日 07時20分 UPDATE

外来魚「アリゲーターガー」捕獲に1人の“救世主”……「食べたい」と釣り上げる (1/6)

兵庫県の揖保川に外来魚「アリゲーターガー」が。地元漁協は捕獲に失敗したが、1人の“救世主”が登場。「アリゲーターガーを食べてみたい」と訪れた釣り人が先月、1匹を釣り上げたのだ。

[産経新聞]
産経新聞

 兵庫県西部のたつの市を流れる揖保川の水面に黒い影。「ワニではないか」と地元で噂が広がった。ワニのわりには一回り小さい。捕らえてみれば見た目は獰猛(どうもう)なワニだが、外来肉食魚の「アリゲーターガー」だった−。見た目だけでなく、在来魚を食いまくる凶暴さを持ち合わせる“モンスター”が目撃されたのは昨年6月。アユやウナギを食い荒らされ、怒り心頭で捕獲作戦に乗り出したのが地元漁協だ。6度に及んだバトルは苦戦の連続だった。最初の目撃情報から1年を経て、1人の“救世主”が登場した。「アリゲーターガーを食べてみたい」と訪れた釣り人が先月、1匹を釣り上げたのだ。だが、漁協は「複数いるようだ」と警戒を怠っていない。アリゲーターガーVS漁業の全容とは。(坂田弘幸)

ついに“御用”

 「やっぱりいた」

画像 昨年6月14日に揖保川で初めて確認されたアリゲーターガー=兵庫件たつの市(揖保川漁協提供)
画像 兵庫県たつの市で今年5月に釣り上げられたアリゲーターガー。在来魚を食い荒らす凶暴さで知られている(揖保川漁協提供)

 大型連休明けの5月8日、兵庫県姫路市の釣具店から揖保川漁協(同県宍粟市)に、揖保川で捕獲されたアリゲーターガーを冷凍庫に保管しているとの連絡が入った。その知らせに組合員は沸き立った。

 体長1.09メートル、重さ9.6キロの丸々とした全身。引き取りに行った組合員はその姿に目を丸くし、「俺たちはこんなのを捕ろうとしていたのか」と顔を見合わせた。

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