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2017年06月26日 07時54分 UPDATE

「トイレットペーパー三角折り」なぜダメなの? (1/3)

「トイレットペーパーを三角折りにしないで下さい」。ある病院でのこうした張り紙が話題になっている。

[産経新聞]
産経新聞

 「トイレットペーパーを三角折りにしないで下さい」。ある病院でのこうした張り紙が話題になっている。用を足した後の手で紙を触ると菌が広がり、感染症にかかるリスクがあるというのだ。トイレットペーパーの端を左右から折る「三角折り」は、次の利用者が紙を引き出しやすいようにとの心遣いやおもてなしでもあったが、むしろ親切心の逆効果。トイレ事情に詳しい識者は「一般人がしない方がよい」と口をそろえる。

画像 感染のリスクが議論になっているトイレットペーパーの三角折り

「患者さんへお願い」と張り紙

 「三角折りしたら清楚(せいそ)だと思ってる女子達に言い聞かせたい。」とのコメントともに、あるツイッター民が5月28日に、写真をアップした。このツイートは2万4千件以上のリツイートがあるなど、注目を集めた。

写真には「患者さんへお願い」と題して、「用を足した後の手を洗う前に、トイレットペーパーを折ると、便中や尿中(感染している場合)の細菌などの微生物が付着し、細菌感染する可能性が高くなることがあります」と警告している。

 医療関係者によると、病院はさまざまな疾患を持つ患者が出入りし、免疫機能が低下している患者も少なくない。感染が起こりやすい環境にあり、「待合室以上にトイレにおける感染対策が重要だ」という。

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