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2017年07月03日 08時08分 UPDATE

「おれは見ない」と宮崎駿氏 “ジブリの呪縛”から解放……「メアリと魔女の花」 (1/5)

米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後初めて手がけた「メアリと魔女の花」が全国公開される。「宮崎(駿)監督なら絶対に反対した企画です」と笑う米林監督に話を聞いた。

[産経新聞]
産経新聞

 「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)、「思い出のマーニー」(14年)で知られる米林宏昌監督(43)が、スタジオジブリ退社後初めて手がけた「メアリと魔女の花」が7月8日、全国公開される。英国の児童文学が原作で、偶然に魔法の力を手に入れた少女の活躍を描いたファンタジー作品。「魔女というより、魔法についての物語。宮崎(駿)監督なら絶対に反対した企画です」と笑う米林監督に話を聞いた。

(聞き手 文化部 岡本耕治)

魔法を失うヒロイン、震災でさまざまなものを失った私たち

画像 「メアリと魔女の花」縮れた赤毛がコンプレックスの少女、メアリが主人公

 《本作は、アニメ製作会社の「スタジオジブリ」の制作部門が14年に解散したのを受け、ジブリを退社した西村義明プロデューサーと米林監督が立ち上げた「スタジオポノック」の第1回作品。キャッチコピーは「魔女、ふたたび。」。巨匠、宮崎駿監督(76)の名作「魔女の宅急便」(1989年)と比較されやすい題材をなぜ選んだのか》

 「ジブリだったら絶対に通らない企画。宮崎監督が『魔女はもうやったからいい』と言うに決まってる(笑)。だけど、全然違う話なんです」

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