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2017年07月03日 08時12分 UPDATE

「火のような痛み」 猛毒「ヒアリ」日本定着の恐れも 他にもこんな外来有毒生物が…… (1/4)

殺人アリとも呼ばれる「ヒアリ」が日本で初めて発見され、侵入拡大が懸念される。国内に定着した有毒な外来生物は多い。

[産経新聞]
産経新聞

 極めて強い毒を持ち、殺人アリとも呼ばれる南米原産の「ヒアリ」が日本で初めて発見された。5月の兵庫県に続き愛知県でも見つかり、侵入拡大が懸念される。国内に定着した有毒な外来生物は多く、環境省は警戒を強めている。(伊藤壽一郎)

火のような痛み

 「刺されたときは火蟻(ひあり)の名前の通り、火が付いたような痛みが走った。軽いアナフィラキシーショックで目まいや動悸(どうき)が起き、瞳孔が収縮して視野が狭まった」

画像 身近に迫る外来有毒生物

 アリの生態に詳しい九州大の村上貴弘准教授は、2010年に台湾でヒアリに刺された経験をこう語る。

 体長2・5〜6ミリで赤茶色のヒアリは目立たず地味だが攻撃性が強い。草地に作るドーム状のアリ塚を壊すと腹部先端の毒針で襲ってくる。村上氏も調査でアリ塚を掘り起こしたら、何百匹も一斉に手足に登ってきて手袋や衣類の隙間に入り込み、刺された。

 毒の主成分は細胞を破壊するアルカロイド系の有機化合物で、傷口周辺が腫れてニキビのようなうみが出る。痛みは2週間程度続くという。

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