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2017年07月12日 10時00分 UPDATE

社名変更で「ニフティクラウド」はどうなる? 今後について聞く

[PR/ITmedia]
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 「ニフティクラウド」などを手掛ける旧ニフティ法人向けビジネス部門は2017年4月、「富士通クラウドテクノロジーズ」(FJCT)に社名を変えた。5500件を超える利用実績を持つニフティのクラウドサービスを継承し、パートナー企業とともに、これからのビジネスに求められるクラウドを提供していくという。

photo 富士通クラウドテクノロジーズ

 IT資源の効率的な活用などにとどまらず、近年では「働き方改革」を進めるための手段などとしても注目を集めるクラウド。ニフティからFJCTに社名変更したことで「変わること」「変わらないこと」は何なのか。そしてFJCTはクラウドにどんな未来を描くのか――FJCTでクラウドサービスの営業を担当している加治洋美さん、ヴイエムウェアでFJCTをはじめとするvCloud Air Networkパートナー企業とのパートナーマーケティングを担当している青木睦子さんに、変化する企業ニーズとクラウドサービスのこれからを聞いた。

社名変更で「ニフティクラウド」はどうなる?

――旧ニフティが手掛けていた「ニフティクラウド」などの法人向け事業は、新会社である富士通クラウドテクノロジーズ(FJCT)が4月に継承しました。FJCTの社内では変化を感じますか?

加治さん 実はまだ、あまり実感はありません。社内の雰囲気や働き方は変わっていませんね。

――社名変更に伴い「ニフティクラウドはどうなるんだろう」といった声も寄せられていました。

加治さん ニフティクラウドのサービス名称に変化はありませんし、社名変更に伴うサービス内容の変化もありません。これまで通りの品質、体制で、より多くのお客さまに提供していければと考えています。

――そうなのですね。ところで、顧客から貴社を見た印象はいかがでしょうか。長らくニフティクラウドの営業を担当している加治さんから見て、変化を感じますか。

photo 富士通クラウドテクノロジーズの加治洋美さん

加治さん 好意的なお客さまが多い印象です。ニフティクラウドは、分社化に先立って親会社の富士通と連携したソリューション「FUJITSU Cloud Service ニフティクラウド」として提供してきましたが、このたび組織的にも富士通本体に近づいたこともあり、お客さまからは「期待している」と声をかけていただいています。

――ニフティクラウドはVMwareの仮想化基盤vSphereをベースとして、さまざまなサービスを提供していますよね。パートナーであるヴイエムウェアからから見て、FJCTへの印象に変化はあるのでしょうか。

青木さん ニフティクラウドはサービス開始当初から、VMwareの技術を積極的に取り入れていただいています。当社としても、社名がFJCTに変わったことによる直接的な変化は感じていませんが、vCloud Air Networkの重要なパートナーであるニフティクラウドのこれからに対する期待感は引き続き大きいです。

――どのような点で期待していますか。

青木さん ニフティクラウドの基盤は当社のVMware vSphereで、仮想ネットワークにはVMware NSX、デスクトップサービスにはVMware Horizon DaaS、DR(ディザスタリカバリ)サービスにはVMware vCloud Availability for vCloud Directorなど、幅広くVMwareの技術を使っていただいています。引き続き当社との強力なパートナーシップを推進し、当社の最新技術を使ったクラウドサービスを積極的に展開いただくことを期待しています。

加治さん お客さまにとっては、クラウド内部の基盤などは見えづらいですよね。しかし、そうした部分にこそこだわっています。社名変更後も、高い仮想化技術を持つヴイエムウェアさんとの連携を深め、これまで以上にお客さまの理想や希望を実現できるクラウドサービスにしていきたいと考えています。

青木さん 親会社である富士通さんやパートナー企業との連携で、ニフティクラウドがより柔軟に、今まで以上に活用範囲の広いサービスになる。お客さまが期待しているのもその部分ではないでしょうか。

クラウド導入は“目的”から“手段”へ

――顧客企業のニーズに応えるというお話がありましたが、ここ数年で、クラウドに対する企業のニーズに変化はありますか。

加治さん 私が入社した2013年ごろは、東日本大震災の影響がまだ色濃く、災害対策(DR)でクラウド導入を考えるお客さまがとても多くいらっしゃいました。しかし、ここ数年、クラウドの「導入」そのものでなく、いかにクラウドを企業の成長戦略に活用するかに相談が移りつつあるように感じます。

――「活用」とはどういうことですか。

加治さん 最初はDRやコスト削減を目的に、オンプレミス環境からクラウドに移行したお客さまも、実際に導入してから「こんな新しい使い方もしたい」と考えるようになりつつあります。その代表的な例が、データ解析基盤としての活用ですね。

青木さん そうした発想は、企業にクラウドサービスが浸透したからこそですよね。

加治さん いい意味で、お客様の要望が幅広くなってきたのもここ数年の傾向と言えるかもしれません。例えば「在宅勤務を実現したいので、クラウドを使って社外からも社内データを扱えるようにしたい」など、クラウドを導入するのが“目的”から“手段”に変わってきているんです。

photo ヴイエムウェアの青木睦子さん

青木さん クラウドが「ITのトレンド」にとどまらず、社会的なニーズに応えるためのものになってきた印象はありますね。その1つが働き方改革でしょう。

 私はいま九州に住んでおり、月の半分は在宅勤務をし、残りの半分は子どもと一緒に東京に来て仕事をしています。昔だったら、子どもが生まれてから仕事をしようと考えたら「以前の職場に復帰する」「時間に融通がきく職場を選ぶ」ぐらいしか選択肢がなかったですよね。クラウドサービスが登場したことで、小さな子どもがいても自分のやりたい、力を生かせる仕事を選びやすくなったと感じています。

加治さん クラウド上に展開した業務システムを通じ、社内に戻らなくても作業したり、人の手でやっていたことをシステムで解決したりできるようになったからこそですね。

青木さん そうですね。クラウドサービスのおかげで「家や外出先など、どこからでも社内にいるのと同じように仕事ができる」のは大きなメリットだと感じます。ちなみに私の米国にいるチームメンバーは、テキサスやフロリダで在宅勤務をし、世界中を飛び回りながら、プライベートも充実させた働き方を実践しています。「クラウドはこんな使い方もできる」と身をもって証明し、日本でも“当たり前”の選択肢にしていきたいですね。

加治さん 都心部でも「会社に行かなくても働ける」ことで、働き方の選択肢は大きく広がりますよね。こうしたニーズをはじめ、お客さまそれぞれが持つ悩みや要望を、ヴイエムウェアさん、富士通本体などと連携し、クラウドサービスの提供を通じて解決していければと考えています。

年々広がるクラウド活用シーン ビジネス進化の「きっかけ」に

――クラウドの使い方そのものも変化しつつあるのでしょうか。

加治さん そうですね。お客さまにクラウドサービスを提案する際も、これまでは導入時のメリットを語ることが中心でしたが、今後は導入後にお客さまのビジネスをどう変化させていけるかも重要なテーマになるでしょう。

 ビジネスにおけるクラウドの活用範囲は年々広がっています。データ解析の基盤としてクラウドを活用するようになったお客さまも、最初は別の目的で導入したクラウドがきっかけになり、後からデータ解析などのアイデアが浮かんだのかもしれません。青木さんが今の働き方を選べたような“きっかけ”づくりも、クラウドのメリットの1つかもしれませんね。

青木さん ヴイエムウェアでも、お客さまそれぞれの使い方やニーズに合わせたクラウドサービスを提供していくことが大切だと考えています。

 一方で、あらゆる企業が、社内のIT資産を全てクラウドサービスにすればいいのかというと、必ずしも「イエス」とは言えません。お客さまが保有しているオンプレミスのIT環境と連携したハイブリッドクラウド、FJCTさんのクラウドサービスをはじめ、さまざまなクラウドサービスを組み合わせて活用するクロスクラウドなど、お客さまやパートナー企業と一緒になって、よりニーズに合った活用法を推進していきたいですね。

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加治さん 当社は今回、社名に「富士通」の名前を冠したことで、富士通が積み上げてきた信頼を背負ったとも言えます。富士通が持つ先進的な技術、ユーザーフレンドリーなサービスとの連携を生かし、「やっぱり富士通のクラウドはいいね」と言っていただけるようなサービスにしていきたいと考えています。

青木さん FJCTさんは当社の最新技術を積極的に取り入れ、革新的なサービスを幅広く提供してくださっています。その功績が認められ、先日「2016 VMware Partner Innovation Award」で、アジア・太平洋および日本でヴイエムウェア製品を使用した革新的なソリューションを提供したクラウドプロバイダーとして「Regional Cloud Provider of the Year」を受賞されました

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 ヴイエムウェアはこれからも、vCloud Air Networkパートナーの1社であるFJCTさんとともに、エンドユーザー企業のビジネスの成長を支援していきます。

加治さん FJCTが目指すのは「これからのビジネスに求められるクラウド」です。ビジネスの成長に欠かせない“人”が何を求めているのかに注目し、クラウドサービスの可能性を、お客さま、ヴイエムウェアをはじめとしたパートナー企業さまと一緒に高めていきたい。今後、これまで以上に信頼される総合ソリューションベンダーとして成長していければと思っています。

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提供:富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2017年8月18日