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2017年07月14日 04時00分 UPDATE

「大赤斑」最接近画像、木星探査機「ジュノー」が捉えた

太陽系最大の嵐、大赤斑を捉えた史上最も明瞭な画像が届いた。

[AP通信]

 宇宙探査機ジュノーは7月10日(米国時間)に木星の大赤斑の9000km上空を飛行。JunoCamによって撮影された画像は11日に地球で受信され、翌日オンライン掲載された。これで市井の科学者たちもRAW画像を使って再加工が可能になった。

 中心部であれば地球を飲み込むことも可能な最大1万6000kmに及ぶ渦巻く雲が明瞭に確認できる。

photo NASAが提供している大赤斑接近画像(NASA / SwRI / MSSS / Gerald Eichstadt / Sean Doran)
photo NASAが提供している大赤斑接近画像(NASA / SwRI / MSSS / Gerald Eichstadt / Sean Doran)
photo NASAが提供している大赤斑接近画像(NASA / SwRI / MSSS / Gerald Eichstadt / Sean Doran)

 「数百年もの間、科学者たちは木星の大赤斑を観察し、考察し、その仕組みを理論化しようとしてきた。その最高の画像が今、手に入ったのだ」とサンアントニオSouthwest Research Instituteの研究者スコット・ボルトンさんは語る。

 13日になってもジュノー搭載の観測装置から情報は届けられている。ボルトンさんによれば、全ての解析を行うには時間がかかるが、「大赤斑の過去・現在・未来の新しい事実が明らかになるだろう」という。

 ジュノーが再び巨大ガス惑星、木星に接近するのは9月。だがその時には大赤斑を撮影することはできない。

 ジュノーは2011年に打ち上げられ、木星には16年7月に到着した。1995年から2003年にかけて木星を訪れたNASAのガリレオに次ぐ、木星を周回する2番目の宇宙探査機である。

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